日本で失敗すると2度目のチャンスはない!?イギリスの”拾う神”に拾われた日本人研究者とは!?

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キューブブロックで作られた”DO NOT GIVE UP”

 

世界で最も権威のあるイギリスの科学雑誌であるネイチャーのオンライン版で「解雇された日本の生物化学者がクリック研究所で再訓練を受ける機会を得る」という記事を見つけた。

 

クリック研究所とは、正式にはフランシス・クリック研究所(The Francis Crick Institute)といい、ロンドンにある欧州最大級の生物医学研究施設である。

 

DNAの二重螺旋構造を発見し、1962年に共同研究者の2人と共にノーベル生理学・医学賞を受賞したイギリスの科学者であるフランシス・クリックから名付けられている。

 

なぜ、日本人生物化学者がイギリスで再訓練することになったのか気になったので少し調べてみた。

 

一体、日本人生物化学者に何が?

what,where,how,when,who,whyの文字

 

解雇された日本の生物化学者とは、東京大学の教授だった渡邊嘉典氏。

 

渡邊元教授は、すでに2018年2月に東京大学を退職しているが、朝日新聞によると4月19日付で懲戒解雇という処分が下されたという。

 

彼は、生命科学分野でも世界トップクラスで実績のある「東京大学・分子細胞生物研究所」に所属し、将来のノーベル賞候補にも期待されていた研究者だったそうである。

 

ことの発端は、2016年8月にNHKに届いた研究不正に関する告発文で、東京大学が調査した結果、論文に不正があると認められ、その不正をした張本人が渡邊元教授だった。

 

東京大学の調査によると、10年以上前から「Nature」や「Science」など世界的に権威のある雑誌に掲載された論文に不正が認められたそうである。

 

不正だけではなく、同期間に渡辺氏が科学研究費助成事業から数億円規模の研究費を受け取っていたことも問題視された。

 

日本では一度失敗すると二度目のチャンスはない!?

雲で書かれた"second chance"の文字

 

渡辺氏は、フランシス・フリック研究所での1年間の再訓練プログラムで、もう一度自分のキャリアを復活させたいとしている。

 

フランシス・フリック研究所のように、間違いを犯した研究者を訓練するプログラムは、世界的に見ても稀なケースだという。

 

化学は疎いので分からないが、日本にこんなプログラムがあるのだろうか?

 

いつも思うのだが、海外に比べると日本は失敗したり過ちを犯した人が再起しにくい社会のような気がする。

 

例え、それがどんなに才能や実績がある人でも...

 

特に研究者の場合、海外に新天地を求める人が多い。

 

日本は過ちには厳しい国ということなのだろうか。

 

私は、今回、ネイチャーの記事を読んで、日本で手を差し伸べてくれる人はいなかったのだろうか?と少し寂しくなった。

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